まずは、呼吸をゆっくりする特に吐き出すときに力が抜けやすくリラックスしやすくなります。無理にリラックスする意識よりも、呼吸をゆっくりお腹、お腹と意識するころでこれまで感じたことがないリラックスへ入りやすく、このリラックスを楽しんでみようで大丈夫です。

また、「こういうイメージがでてくるはずだ」と思い込んで、自然に浮かぶものを否定することは、潜在意識を意識でコントロールすることであり、潜在意識を押さえ込むことになってしまいます。大切なのは「流れ」をとめず身をゆだね、その後意識でその意味を自問することです。最初は意味がわからなくてもイメージが展開していくなかで明確になっていきます。
 
「自分で作ったイメージではないか」と思うことがあるかもしれません。そうであったとしてもそれを自己理解の素材とするのです。体感覚や感情は比較的リアルに感じ取れます。

受け取った感情をそのまま受け入れてみようから、さらにリラックスがすすみ、緊張感から解放されて いきます。潜在意識をリラックスさせることで現在の問題、症状の軽減、解消へとつなげることになります。
 
イメージを抱いた状態を考えるのではなく、「なぜそれをわざわざ今思い出すのか」というところに意識を向けていくと、支離滅裂に思えたイメージと現実が意味をもってつながっていることがわかってきます。